カワイ肝油ドロップとリービー・ジィル
小学校の夏休みや冬休みが始まる前に、担任の先生がとりまとめて缶入り肝油ドロップを注文していました。
小さくて丸くて甘いピンク色の肝油ドロップ。
1日に1個と決められていたのに、時々内緒でもう1個、ということも。
このところ体調の優れない夫が、肝油は体に良いらしいので飲んでみよう、というので
早速薬局に買いに行きました。
色だけは薄い黄色になっていましたが、大きさも味も子どものころに飲んでいたものと同じ。
缶もレトロな写真のまま (^_^)
「次の諸症状の緩和: 目の乾燥感。骨歯の発育不良。夜盲症(とり目)、くる病の予防
次の場合のビタミンADの補給: 妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、発育期、老年期」
と効能書きにはあります。
子どもも妊婦さんもお年寄りも、いつでも誰でもOK♪ということです。
ソ連時代に子どもだった夫も、毎日肝油を飲んでいた、というか飲まされていたそうです。
ロシア語で肝油はリービー・ジィル。直訳すれば、魚の油。
彼にとっての肝油の思い出は、わたしのそれとはだいぶ違うようです。
魚の油をそのまま凝縮したような液体で、臭い!まずい!
子どもたちは、健康のために飲まなくちゃだめ、と親に叱られながら泣く泣く飲んでいたとのこと。
肝油を飲むのを嫌がって大泣きする子と、なんとか飲ませようとするママとパパを描いたソ連時代の漫画を夫がみつけてくれました。
この男の子、ママとパパがいなくなったあとボトルごとグビグビ飲んでいますが、それはありえないよ、と夫は言っています。
日本の肝油ドロップは、夫の肝油に対するイメージをくつがえしたみたいです (^_^)v
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by nanohana-0803
| 2009-07-10 16:09