ロシア旅行 2013 【サンクト・ペテルブルグ】 ネフスキー大通り
Невский проспект ネフスキー大通り。
ネヴァ川のほとりに建つ旧海軍省からアレクサンドル・ネフスキー大修道院まで4.5kmにわたって延びている、サンクト・ペテルブルグの目抜き通りです。
きょうは、その大通りを、旧海軍省方面からアレクサンドル・ネフスキー大修道院の方へ向かって、昼夜入り混じり、行きつ戻りつしながら、お散歩したいと思います。^^
Пошли! さあ、行きましょう~♪
歩き始めてまず気になるのは、左手に現れる『文学カフェ』。
プーシキンが決闘に向かう途中に立ち寄って最後の食事をしたカフェです。
当時は、レールモントフやチェルヌイシェフスキーなど多くの作家が集まったそうです。
その後19世紀末には『アルベルト』というカフェになり、現在の『文学カフェ』となってオープンしたのは1985年のことです。
しばらく歩くと、右手にカザン聖堂が見えます。
ピョートル1世がローマの聖パウロ聖堂をモデルとした聖堂の建設を命じて建てられた、半円状の回廊とコリント様式の柱が並ぶ美しい聖堂です。
大通りを挟んで向かい側では、男の子たちがパフォーマンスを披露していました。
さらに少し歩くと、左手に現れるのが Дом книги 『ドーム・クニーギ』
学校帰りによく立ち寄っては本を買っていた、なつかしの本屋さん。
2階にカフェコーナーもできて、全体がきれいになっていました。
絵本や可愛い文具もあるので、ロシア旅行のちょっとしたお土産選びに立ち寄ってみるのもいいかもしれないですねー。
ドーム・クニーギを出ると、Канал Грибоедва グリバエードフ運河。
向こうに血の上の救世主教会 が見えます。
運河を渡って右手に現れるのは、ペテルブルグで一番大きなデパート Гостиный Двор ガスティーヌィー・ドヴォール。
2階には、高級ブランドのお店がズラーッと。
その柵の向こうは、пл. Островского オストロスキー広場。
エカテリーナ2世と、女帝に仕えた9人の著名人の像。
広場の向こうの建物は、ロッシの設計で建てられたアレクサンドリンスキー劇場。
この劇場の裏には、ул. Зодчего Росси 建築家ロッシ通りがあって、美しい建物が整然と並んでいます。
広場の道路を挟んで向かい側には エリセーエフ食料品店 。
さ、また先に進みましょ!
ネフスキーで映画を観るならここ、Аврора オーロラ。
映画のあと、おなかがすいたなら、映画館の隣のレストランでグルジア料理というのはいかがでしょう。
グルジアワインは、口に含んだ途端に、美味しくてびっくりしてほっぺたが落ちちゃいました。
お料理もとーっても美味しい❤
ここはマリオネット劇場のあるところで、カフェの名前は "жили были" (ジーリ ビィーリ)。
それは、日本の昔ばなしの、「むかーし、むかし、あるところに・・・」というのと同じ、物語の語り出しの言葉です。
ロシア料理が食べられるカフェですよ。
さらに行くと―。
ここは、フォンタンカ運河に架かる Аничков Мост アニチコフ橋。
橋の四隅に建つ、馬と人間の彫像。迫力あります。
橋のたもとの美しい建物はアニチコフ邸。
さてさて、ネフスキー大通りはこの先まだ続くのですが、ここで右に曲がってファンタンカ沿いに少し歩くと宿泊先のホテルがあるので、ネフスキー散歩はここまでとします。^^
ネフスキー大通り界隈にはまだまだたくさんの興味深い建物がたくさんあるので、ペテルブルグに行ったら、ぜひこのあたりをワシワシと歩くのがお勧めです★
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★ロシアの名陶インペリアル・ポーセレン(旧ロモノーソフ)のお店「チャイカ」はこちらから★
by nanohana-0803
| 2013-10-08 17:02
| ロシア